一般社団法人ダイアロゴス

polyphony ポリフォニー

日付: 2021年10月15日

“就労支援”ってなにすんの?

就労支援ってなにすんの

働くのは大変?

コンビニでレジに立っている人とか、スーツを着て街を歩いている人とか、そこらへんで普通に働いてる人たちの姿を見ると、「働くこと」って当たり前で、簡単なことのように見えませんか。でも、少しでも働いたことがある人、お金を稼ぐことを考えたことがある人、誰かと共同作業をしたことがある人ならそれが全然「簡単なこと」じゃないと知っていると思います。

とはいえ、働くことを「簡単じゃない」と感じる理由は人によってバラバラです。場合によっては理由がわからないこともあります。というかそもそも「働く」って何?と聞かれると、これも人によって考えることが違うはず。

就労支援はいろいろある

個人的な経験では、「就労支援をやっている」と話すと『仕事の紹介』や『スキルアップのための訓練』をイメージされることが多いです。でも「良い仕事先」と「必要なスキル」があっても働けるとは限りません。その他にもいろんなことが必要で、その「いろんなこと」はなぜ働くのか、どう働きたいのか、によっても変わります。

「なぜ」とか「どう」とか「いろんなことが必要」とか、よくわからなくなってきましたね。こういった「よくわからなくなっている」という状況を整理するのも、場合によっては誰かとやった方がうまくいくかもしれません。就労支援にはそういった支援もあります。働くことが「簡単じゃない」理由が千差万別なように、就労支援にもいろーんなものがあります。

ということで

ということで、ポリフォニーでは就労支援の名の下に、いろんなことをやってます。福祉サービス種別的には就A・就B・計画相談(詳しくはこちら)をやっていますが、その枠組みにとらわれず、「働くこと」について日々考えながら、職員もメンバーさんも一緒に働いています。興味を持たれたらどうぞ連絡してください。

麻生達也(ポリフォニー・社会福祉士)

~お知らせ~
ポリフォニーの新しいパンフレットが完成しました!
しかもただのパンフレットではなく、上記のようなコラムのほか、就労にまつわるいろいろなこと特集していくフリーペーパーにもなっています。
不定期刊行していきますので、見かけたら手に取ってください。