一般社団法人ダイアロゴス

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日付: 2018年12月28日

仕事は薬② 「就労支援」を勝手に解釈

今年も今日で仕事納めとなった。
今年も大変お世話になったり、ご迷惑をおかけしたりで至らないところばかりで申し訳ないなと思いながらも、40代も半ばにさしかかり、自分自身も「変化の可能性(ブトゥリム)」はあるも、それでも変わり辛い歳になったので、次から気をつけますとも言えないのがさらに申し訳ない。

さて、僕自身今年を振り返ってみると、他人から「仕事は何をされている人ですか?」と問われると、福祉系だとか、困っている人の相談に乗る仕事とか、飲食店やってますとか、デザイン・Web制作とかで一応IT業界?とか、福祉業界の人には「ソーシャルワーカーです」とか、まぁ返事に苦慮していたのだけども、やっと自分の職業として「就労支援」を生業にしてますと他人に言うことを自分自身で受容できたような一年だったかなと思う。恥ずかしながらアイデンティティが未だ確立してない感じで情けないのだけども、少しばかりは成長したのだろうか。

「就労支援」を自分の職として受容できなかったのも、理由はいろいろあるのだろうけども、「就労支援」という言葉が、やや気に入ってなかったこともあるのだろう。「就労支援」とは「労働に就けることを支援する」と解釈すると、そうなのだけども、なんだか労働、労苦、労務に就ける意味だと、自分の価値観からの乖離があり、違和感があったのだ。

僕は「職業支援」と言った方がピントくるのだけども、最近は「就労支援」が使われる場合が多いので、敢えて拘ることも大人げないので使用していた。

でも年末にかけて思い立って解釈を変えてみた。
「就労支援」とは支援する人に対して、「(社会からの)労いを就けることを支援」する事なのだとするとどうだろう。自分の「職」として受容できる。

来年も僕は上記の意味での「就労支援」を仕事としていこう!!
職場や様々な場所で僕に関わって頂いた方々、今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

坂根匡宣